column

Single Life-TVboard-
せまい空間を有効活用!一人暮らしでもおうち時間が充実する、オーダーメイド家具の魅力。 都内の出版社に勤務する土屋志織さんは、現在の自宅で一人暮らしを始めたのを機に、細田製作所でテレビ台を注文。「おうち時間を充実させたかった」と語る、オーダーメイドをする上でのこだわりを伺いました。 土屋さんは、今年の春に都内マンションで一人暮らしをスタート。天井が高く、料理好きにはうれしい、広いキッチンが決め手だったそう。「リビングは7畳しかありませんでしたが、四角いからか広く感じて。それもお気に入りポイントでした」。 とはいえ、ベッドやテーブルなど家具を置いてしまうとどうしてもせまくなってしまう。「コロナ禍での引っ越しだったので、おうち時間が増えるからこそ、ゆったりとした空間で過ごしたかったんです。そこで、収納スペースがある細長いテレビ台を探しましたが、なかなか見つからず…。理想のテレビ台を、細田製作所で作ってもらうことにしました」。 土屋さんがまずオーダーしたのは、リビングの端から端の3mにすっぽりはまるサイズ、ターンテーブルやレコード、雑誌、書籍が収納できる奥行きがあること。さらに、テレビ台の上で作業ができる空間も欲しいと伝えたそう。「しっかり収納したいけど、リビングの空間もほしいことを伝えたら、スライド式のテーブルを提案していただきました。予算10万円に収めたかったので、レコードや雑誌、書籍を収納する棚には扉をつけずに、あえて見せる収納にしたのもポイントです」。色は床にそろえて、ウォールナットという色味に。「万が一、また引っ越しをしたり気分が変わっても色が塗り替えられるよう、オイル塗装にしてもらいました」。 中央の棚は書類など見せたくない事務関係のもの、左側の棚には置きたかったターンテーブルやレコード、書籍を。「レコードや書籍のジャケットはおしゃれなので、結果的に見せる収納にしてよかったなと思います。取り出しやすいので実用性もばっちり」。 そして1番のお気に入りは、右側に取り付けたスライド式のテーブル。「作業するときは書類を床に置かずに済むので掃除がしやすいですし、常にきれいなお部屋の状態をキープできます。また友人を招いてごはん会をすることが多いのですが、人数が多いときはテーブルを90度にスライドさせて別のテーブルとつなげることも」。 実際に使ってみてどうですか?「細長いテレビ台のおかげで、せまい部屋を有効活用することができて満足しています。コンパクトに収納できるので、部屋がごちゃっとして見えないため、友人をよびやすいのもうれしい。リモート会議のときの背景を気にする心配もありません(笑)。理想以上の仕上がりは、やはりオーダーメイドならでは。お願いしてよかったなと思います」。 text:Moe Tokai photo:Kayo Sekiguchi
Single Life-TVboard-
せまい空間を有効活用!一人暮らしでもおうち時間が充実する、オーダーメイド家具の魅力。 都内の出版社に勤務する土屋志織さんは、現在の自宅で一人暮らしを始めたのを機に、細田製作所でテレビ台を注文。「おうち時間を充実させたかった」と語る、オーダーメイドをする上でのこだわりを伺いました。 土屋さんは、今年の春に都内マンションで一人暮らしをスタート。天井が高く、料理好きにはうれしい、広いキッチンが決め手だったそう。「リビングは7畳しかありませんでしたが、四角いからか広く感じて。それもお気に入りポイントでした」。 とはいえ、ベッドやテーブルなど家具を置いてしまうとどうしてもせまくなってしまう。「コロナ禍での引っ越しだったので、おうち時間が増えるからこそ、ゆったりとした空間で過ごしたかったんです。そこで、収納スペースがある細長いテレビ台を探しましたが、なかなか見つからず…。理想のテレビ台を、細田製作所で作ってもらうことにしました」。 土屋さんがまずオーダーしたのは、リビングの端から端の3mにすっぽりはまるサイズ、ターンテーブルやレコード、雑誌、書籍が収納できる奥行きがあること。さらに、テレビ台の上で作業ができる空間も欲しいと伝えたそう。「しっかり収納したいけど、リビングの空間もほしいことを伝えたら、スライド式のテーブルを提案していただきました。予算10万円に収めたかったので、レコードや雑誌、書籍を収納する棚には扉をつけずに、あえて見せる収納にしたのもポイントです」。色は床にそろえて、ウォールナットという色味に。「万が一、また引っ越しをしたり気分が変わっても色が塗り替えられるよう、オイル塗装にしてもらいました」。 中央の棚は書類など見せたくない事務関係のもの、左側の棚には置きたかったターンテーブルやレコード、書籍を。「レコードや書籍のジャケットはおしゃれなので、結果的に見せる収納にしてよかったなと思います。取り出しやすいので実用性もばっちり」。 そして1番のお気に入りは、右側に取り付けたスライド式のテーブル。「作業するときは書類を床に置かずに済むので掃除がしやすいですし、常にきれいなお部屋の状態をキープできます。また友人を招いてごはん会をすることが多いのですが、人数が多いときはテーブルを90度にスライドさせて別のテーブルとつなげることも」。 実際に使ってみてどうですか?「細長いテレビ台のおかげで、せまい部屋を有効活用することができて満足しています。コンパクトに収納できるので、部屋がごちゃっとして見えないため、友人をよびやすいのもうれしい。リモート会議のときの背景を気にする心配もありません(笑)。理想以上の仕上がりは、やはりオーダーメイドならでは。お願いしてよかったなと思います」。 text:Moe Tokai photo:Kayo Sekiguchi

Family Life-Cupboard-
オーダーメイドのカップボードを中心につくる、あたたかみあふれるダイニングルーム。 今回お話を伺った鈴木さんやすのりさん・ちなみさんご夫婦が暮らしているのは、神奈川県川崎市の静かな住宅街。「車2台が止められる広い土地が決め手でした。」旦那さんのやすのりさんが1年前に2階建ての建売住宅を購入。坂の上に構える鈴木さんのご自宅は、駅から少し離れた場所にあるものの、娘のことみちゃんと過ごす楽しい生活に、ぴったりな環境なんだそう。 奥様のちなみさんがオーダーしたものはカップボード。 「カップボードって家具の中でも後から購入するものかなと思うんですが、引っ越しの初日に取り付けたというのもありますが、出来上がったデザインがとっても気に入って。うちのダイニングルームはカップボードが基準に部屋づくりをしています。」カップボードの“木目×黒”のデザインを基準に、ダイニングテーブルやテレビ台、ライトなども揃えていて、あたたかみあふれるお部屋が印象的。今後より心地よい空間にアップデートしていくために、日々SNSをチェックしてインテリアや空間づくりを勉強しているそう。 オーダーしたカップボードは、キッチンの奥に設置。「冷蔵庫を将来買い替えたときに設置がしやすいように、ウォーターサーバーはキッチンの手前に置きたいなと思っていました。ただ、冷蔵庫用のコンセントが奥に設置されていたのが注文したときにネックで。食器を収納するスペースに冷蔵庫用のコンセントを取り付けられるよう細田さんに工夫いただきました。」建売住宅だと動かせないコンセントの位置もそのままでオーダーができた。 「自分の理想を上回る提案が嬉しかった!」 「扉の中は“黒”と最初から決めていたので、合わせてハンドルの金具も黒を選びました。」カップボードの上でお茶を入れたり、お料理を温めたりするため、ライトも取り付け、明るい場所で作業ができるよう考えてデザインしてもらったのも、オーダー家具の嬉しいポイント。「小さな素材のサンプルをたくさん見せていただきながら何度も細田さんと打ち合わせさせて重ねました。完成するまでドキドキでしたが、思っていたものを超えたものが出来上がって嬉しいです!」 「大好きなお茶を並べられる、飾り棚をつけたい!」 飾り棚を取り付けることもオーダーの際こだわったポイント。「有孔ボードにしたことで、完成後もカスタマイズできる、余地のあるデザインに仕上げてもらったので、自分が使いたいようにスペースをアレンジできるのもお気に入りです!」お気に入りのお茶を入れて、ダイニングルームへ運ぶ際のおぼんを入れるスペースも作ってもらったのも、このカップボードの特長なんだそう。「娘が成長したら、ここでお手伝いしてもらうのもいいかも。」と語るちなみさん。ダイニングルームで過ごす家族の楽しみがより広がっていきそうですね。 text:Shiori Tsuchiya photo:Yasunori Suzuki
Family Life-Cupboard-
オーダーメイドのカップボードを中心につくる、あたたかみあふれるダイニングルーム。 今回お話を伺った鈴木さんやすのりさん・ちなみさんご夫婦が暮らしているのは、神奈川県川崎市の静かな住宅街。「車2台が止められる広い土地が決め手でした。」旦那さんのやすのりさんが1年前に2階建ての建売住宅を購入。坂の上に構える鈴木さんのご自宅は、駅から少し離れた場所にあるものの、娘のことみちゃんと過ごす楽しい生活に、ぴったりな環境なんだそう。 奥様のちなみさんがオーダーしたものはカップボード。 「カップボードって家具の中でも後から購入するものかなと思うんですが、引っ越しの初日に取り付けたというのもありますが、出来上がったデザインがとっても気に入って。うちのダイニングルームはカップボードが基準に部屋づくりをしています。」カップボードの“木目×黒”のデザインを基準に、ダイニングテーブルやテレビ台、ライトなども揃えていて、あたたかみあふれるお部屋が印象的。今後より心地よい空間にアップデートしていくために、日々SNSをチェックしてインテリアや空間づくりを勉強しているそう。 オーダーしたカップボードは、キッチンの奥に設置。「冷蔵庫を将来買い替えたときに設置がしやすいように、ウォーターサーバーはキッチンの手前に置きたいなと思っていました。ただ、冷蔵庫用のコンセントが奥に設置されていたのが注文したときにネックで。食器を収納するスペースに冷蔵庫用のコンセントを取り付けられるよう細田さんに工夫いただきました。」建売住宅だと動かせないコンセントの位置もそのままでオーダーができた。 「自分の理想を上回る提案が嬉しかった!」 「扉の中は“黒”と最初から決めていたので、合わせてハンドルの金具も黒を選びました。」カップボードの上でお茶を入れたり、お料理を温めたりするため、ライトも取り付け、明るい場所で作業ができるよう考えてデザインしてもらったのも、オーダー家具の嬉しいポイント。「小さな素材のサンプルをたくさん見せていただきながら何度も細田さんと打ち合わせさせて重ねました。完成するまでドキドキでしたが、思っていたものを超えたものが出来上がって嬉しいです!」 「大好きなお茶を並べられる、飾り棚をつけたい!」 飾り棚を取り付けることもオーダーの際こだわったポイント。「有孔ボードにしたことで、完成後もカスタマイズできる、余地のあるデザインに仕上げてもらったので、自分が使いたいようにスペースをアレンジできるのもお気に入りです!」お気に入りのお茶を入れて、ダイニングルームへ運ぶ際のおぼんを入れるスペースも作ってもらったのも、このカップボードの特長なんだそう。「娘が成長したら、ここでお手伝いしてもらうのもいいかも。」と語るちなみさん。ダイニングルームで過ごす家族の楽しみがより広がっていきそうですね。 text:Shiori Tsuchiya photo:Yasunori Suzuki