港区青山にお住いの川野様邸のこども部屋の家具を製作しました。
設計は建築家の塚越智之さん。シナと真鍮で構成されたデザインをご希望でした。
今回の製作物は
・有孔ボードの間仕切り収納
・OSB天板のテーブル
・真鍮つまみの引き出し収納
の三点です。
マンションのエレベーターに入る大きさで製作する必要があるので、現地で組み立てができるように設計・製作を進めました。
間仕切りは全面有孔ボードで両面からフックをかけて収納ができます。シナ積層合板の縞縞模様がアクセントになって素敵です。
2台の間仕切り収納の間にベッドがあり、ベッドの下にはキャスター収納があります。お子さんが指を挟まないように、引出のレールはソフトクローズ機能付きのスライドレールを採用しています。
取手は真鍮ボルトを使用し、キャスターはピアノに使われている真鍮キャスターを使用しています。
テーブルは、子どもの成長に合わせて高さ調整ができるように、200㎜の真鍮ボルトを特注で製作しました。
天板に使用しているOSBは、木材チップを圧縮して1枚の板にしている材料ですが、チップの境目がわからくなるくらい粗削りをすることによって、大理石のようなマーブル状になり、高級感を演出することができます。
建築家さんやデザイナーさんとコラボレーションすることによって、よりデザイン性に特化したオーダー家具を製作することが可能です。
ご希望の方はお気軽にご相談ください。