“Furniture is family”
家具は、暮らしの中で一番近くにある存在。
生活に溶け込みながら、人を支え、暮らしに彩りを与える。
たいせつなモノや、特別な家具に囲まれた生活は、暮らしに豊かさをもたらす。
使い捨てるのではなく、長く寄り添う家具をつくり、喜びや感動、愛着を作ります。
“Full order”
テーブルや壁面収納、テレビボード、食器棚、本棚、書斎など、たくさんの家具つくりを通して実現したいことは、「自分らしい暮らし」をつくること。
既製品では対応ができないサイズや、どこを探しても見つからない素材やデザインなど、暮らしの問題をオーダー家具で解決します。
“Design maker”
「つくること」と「考えること」を切り離さず、 50年以上続く木工所の技術と、一級建築士事務所の設計力を組み合わせたものづくりを行っています。
“Fit your space”
規格によってつくられた家具では、どうしても隙間や無駄なスペースが生まれてしまいます。
オーダー家具では1㎜単位にこだわり設計・施工することができるので、限られた空間を有効活用しながら、ストレスフリーな暮らしを実現します。
“Since 1967.”
東京の東久留米にて50年以上木工所を営んでいます。 熟練した技術に加え、デジタル加工機「Shopbot」の導入によって、より自由なものづくりが可能に。 設計デザイン・施工・取付までを一貫して行うことで、様々なご提案ができます。
“Direct to Consumer”
インターネットを通して直接お客さんとつながることによって、より気軽にオーダー家具の相談ができる環境や、作り手と使い手の顔が見える関係性を構築しています。
また、中間流通を介さないことにより、適正価格で家具をお届けすることができます。
ご注文の流れ
視覚障害者のためのパレット
視覚障害者はテーブル上を手探りで把握するため、
物の位置を見失わないように、お盆の上に食器をまとめる工夫を頼りにしています。
ただ、お盆は毎回位置が異なり、触るたびに動いてしまう不安定さがあります。
また、手芸などの趣味にも、ひとつひとつの道具を区別・把握することの難しさを抱えたまま生活を送っています。
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頼りとしている生活の工夫と感性をきっかけに、
「触る」ことと「見る」ことが一体化するパレット“いんくるパレット” を開発しました。
使いかたが異なる2種類のパレットは、見え方のひと助けとなり、暗がりの生活に彩りを加えることを期待しています。
いんくる
パレット
天板の表裏にイメージしやすい、マルとシカクの掘込みをいれ、手の届く範囲にそれぞれの 「置き場所」 を作りだします。
掘り込みのおぼんを伝って置き場所を分かりやすくすることで、「もうすぐ物に触れる」という心の準備をすることができます。
弱視者向けの書見台もご用意しました。
見え方によって3段階の角度に調整することができます。
木の温かみに触れながら文字を楽しむ時間に寄り添います。
「木がいい、温かい」
「触った時の気持ちよさが大切」
「頭のなかにイメージしやすい」
視覚障害者が皮膚を通して感じる、木の温かさ、滑らかさと心地よさをデザインに活かしています。
安心して撫でられるように尖ったエッジをなくし、使い込むほど手に馴染むことを期待しています。
天板には国産のエコシラ合板を使用することで、国内の林業や間伐材問題の解決にも役立てています。
おぼんパレットがテーブルになった「おぼんテーブル」のご紹介です。
おぼんテーブルは
ウッドデザイン賞2020
を受賞しました